ウーちゃんが生まれて間もなく、パパサンはオリンパスOM2を、買いました。
もちろん当時としては、最新型で、高価なものでしたから、
「我が子の代まで伝えられるかな〜」ってな気もありました。
オリンパスは、専用レンズを“ズイコー”と称していて、
のぞき込むと美しい光を放つ素敵なレンズです。
写真は対象(被写体)の一瞬を、光でとらえる芸術です。
カメラと言う器械が無くてはなりませんが、
写真を撮るのは、あくまでカメラを持つ人です。
だから、出来上がった写真には、
撮影した人の“思い入れ”がこもるし、
撮影した人の“人柄”まで現れると言います。
パパサンの先生は、ウーとボーが生まれた町の、
写真館の親父さんですが、
パパサンの写真は、「素直な心が現れている」
と言われたことがあります。
何気なくシャッターをおろしていたパパサンでしたが、
「いつまでも素直な気持ちを無くしたくないものだ」と思ったものです。
はたして、時代(とき)は移り、
新技術を搭載した新製品が、市場に出回って、
パパサン自慢のOM2は、
骨董的存在となりました。
パパサン常用のカメラも、今やデジタルカメラとなっているわけです。
そんなある日、神田小川町のオリンパス・サービス・センターに、
かのOM2を持ち込む機会がありました。
サービスマンは、年輩の人が多いので、
恐らく現役を退いた技術者達だと思います。
パパサンの愛機を手に取ったサービスマンは、こう言いました。
「発売されて20年になりますが、
こんなに大切に使って頂いて有り難うございました。」
デジタル全盛の昨今ですが、これからも“OM2”を大事に使いますよ。
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